2010年01月17日
障子紙の入れ込み
障子に障子紙を入れ込んでます。
障子紙と言いましたが、正確には障子紙両面にプラスチックをラミネートした「ワーロンプレート」というものです。
表面が拭き掃除可能で障子紙よりも長持ちするので、紙張替えの手間が少なくなります。
また軽くて割れにくいという利点もあるので、障子のご注文にはこれをオススメしています。
障子は「両組子」というつくりで、組子と組子の間にワーロンプレートを入れ込んでいきます。
画像は手で組子を広げている状態ですが、
手を離すと組子同士がくっつきます。つくる段階で両方の組子が内側に反るように作っているからですね。
これがワーロンプレート。
障子の上部から落とし込んでいきます。
半分ぐらいまで落とし込んだ状態。
組子が内側に反っていることで、中のワーロンプレートを固定するように機能しています。
和風建具のこういった細かな工夫は凄いなぁと思います。
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Posted by 036 at 20:40│Comments(0)
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